キッチン用品ガイド

ロッジ ロジック コンボクッカーで作る料理のおいしさに負けました

 

鋳鉄製の鍋は、高い圧力、高温を維持して、おいしい料理を作るのに適した鍋。
だから欲しいと思いつつ、あの重さを扱う自信がなく、避けて来ました。

実は我が家には鉄の鍋は多くあります。
大小のフライパンと中華鍋は鉄製で、鋳鉄製のすき焼き鍋も持っています。

鉄鍋の扱い自体には慣れています。
でも重い。
まして、蓋も鋳鉄製で、その重さで高い圧力、高温を実現するダッチオーブンやコンボクッカーは、手首の弱いわたしがとても扱える自信がありませんでした。

だからモニターとしてロッジ ロジック コンボクッカーをくださるという話をいただいたときも、相当悩みました。
我が家はかなりの食器好きで、我が家の食卓の写真をごらんいただけばわかるとおり、中華食器、洋食器、和食器も各種揃っていて、たった夫婦二人なのに、食器棚が２つ。
いただいた鍋をどこに置くか、これは大問題。

それでも鋳鉄製の鍋は憧れ。揺れに揺れて、悩んだ末に、受け取ることにしました。
以前、鋳鉄製の鍋を一度試そうと、１００円ショップの小さな鋳鉄製スキレットを探し回ったことがあり、あのとき、もし手に入っていたら、感覚も少しわかり、気持ちが変わっていたかもしれませんが、正直、いきなりこの重さの鍋は、自分では絶対買わなかったでしょう。

届いて、料理に使っても、また、すき焼き鍋のようにしまい込むことになると思っていました。
ところが…
週に１回以上使っています。
だってロッジ ロジック コンボクッカーで作ると
おいしいんですもの！

収納場所と重さで、首をかしげていた連れ合いも、いまは納得。
しまうときなど手を煩わせているので、
「今日、使ってもいい？」
と聞くのですが、おいしいからOKみたいです。

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ダッチオーブンの手入れ

鉄の鍋は最初に慣らす作業があったり、その後の手入れも面倒だと言われています。

基本的にメーカーなどで推奨されている手入れ方法は
1）研磨剤の入った洗剤や金タワシを使わずに洗う
2）ショートニングかオリーブオイルを薄く塗りこむ
3）弱火から中火で温めた後、冷やしてからしまう

一般に鉄鍋共通に言われているやり方です。
塗った油は時間が経つと酸化します。そのため、できるだけ酸化がましで、塩分も少ないショートニングやオリーブオイルが推奨されています。

でもわたしは異なる方法で鉄鍋を使ってきて、鉄の大小のフライパンと中華鍋を、どれも二十数年、錆びさせることなく、快適に使っています。

ダッチオーブンの代表的メーカー、ロッジ社が出している「LODGE LOGIC（ロッジ　ロジック）」は、お湯で洗っただけですぐに使える、慣らし済みのダッチオーブンなので、最初の慣らし方は省略します。

わたしのやりかたは鍋を使うときと、使い終わったときの手入れの２つにポイントがあります。

鍋の使い方

1）鍋を使う最初に、鍋を弱～中火で温めたら、油をたっぷり鍋に入れ、まわして、全体によくなじませます。
わたしは揚げ物などに使った鍋をオイルポットに入れておいて、それを使っています。深さ5ｍｍ～1ｃｍくらい、たっぷりと入れて、そのまま弱火で温めながら、なじませます。

2）油が十分に鍋になじんだら、オイルポットに油を戻し、油分があまり必要ない料理ならそのまま、こげつきやすい食材などなら新しい油を追加して、料理します。

鍋のしまい方

1）竹のささら、または亀の子タワシで洗います。どうしてもこびりついたものがあるときなどは、メラミンスポンジ（100円ショップなどで売っている、ちぎって使えるスポンジ）で落とします。
洗剤は使いません。

2）鍋を弱火～中火にかけて、水分を飛ばします。表面に残った水滴が小さくなったら、火を止めて、余熱で完全に水分を飛ばします。

炒め物や揚げ物の場合は以上！
しまう前に油を塗りません。だから酸化しません。
ポイントは毎回調理前に油をなじませること。それにより、鍋にも油がなじみますし、こげつきにくくなります。

特に使い始めの頃は、まめに鍋を使い、油をじっくりなじませ、使い終わった後は、しっかりと洗って、こびりつきがないようにすることを心がけます。
最初に油がなじんだ鍋を作ってしまえば、後のお手入れは簡単です。

問題は煮物や蒸し焼きなどで油を使わなかった場合。
この場合は、料理を終えたら、中身を早めに別の容器に移して、鍋にお湯を入れて、ささっとササラや亀の子タワシで洗います。油がじっくりなじんだ鍋はその後、熱で乾かしただけで仕舞ってもかまいませんが、まだ油がなじんでない内は、さすがに軽く油を塗ったほうが無難です。

ダッチオーブンの購入は

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ロッジのダッチオーブンはおうち料理をおいしくする万能鍋

 

キャストアイアン、つまり鉄鋳物の鍋といえば、ぱっと思い浮かぶのが西部劇のカウボーイたちが使っているダッチオーブン。

狭義ではダッチオーブンは蓋に炭を乗せられるタイプの鍋だけを指すのですが、広義ではキャストアイアンのお鍋を全部ダッチオーブンと呼んでもいいみたい…というわけで、この後はめんどくさいので、「キャストアイアンの鍋」を略して、ダッチオーブンと呼ばせてもらいます。

「キャンプの際に、男性がワイルドに料理を作る際に使う、重い鍋」のイメージがありました。
ところが、ダッチオーブンは「おいしい料理」を作るのに最適な鍋なんですね。

前々から「無水鍋」が欲しいと思っていたのですが、調べてみると、無水鍋はダッチオーブンをアルミで軽くした鍋のことでした。

「圧力鍋、いいよ」とさんざん友達に言われてきましたが、圧力鍋の事故の話とか聞くと、ちゃんと扱わないと、怪我しそうで、怖い。
キャストアイアンの鍋は圧力鍋的な効果をもっていますが、圧力鍋とはちがい、最終的には蓋が持ち上がるので、圧力鍋のような事故は起こりません。

以前、100円ショップのスキレット（鋳物のパン）が話題になって、欲しくて探し回ったのですが、話題になったときには既に売り切れ、そのまま売らなくなり、手に入れることができませんでした。
そんなお手軽スキレットではなく、そりゃ、本物のキャストアイアンのスキレットのほうがいい！

ル・クルーゼも料理がおいしくできそうで、憧れでしたが、ホーローは傷つきやすいし、あのカラフルさが、わたしには苦手でした。
でもル・クルーズってホーロー性ダッチオーブンなんですね。

つまり、わたしが欲しかったすべての鍋の本家はダッチオーブン。

ダッチオーブンを大雑把に切った野菜や肉を並べて焼く道具と思い込んでいましたが、とんでもない！　上の写真のように、ふだんおいしく作れず悩んでいた餃子がおいしく焼けました。
ハンバーグはふーっくら、ジューシーに仕上がりました。
ダッチオーブンはおうちで活躍する鍋です。

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ダッチオーブンとは

ダッチオーブンとは、鋳鉄製（鉄の鋳物＝アイアンキャスト）の蓋付鍋の中で、蓋の上に炭をのせて、上下から加熱できるタイプのもののことを指します。

アメリカの西部劇でカウボーイが焚き火にかけて、料理を作っている、あの黒い鍋です。
焼く、蒸す、煮る、ゆでる、揚げる…どの調理法も得意で、蒸せばふっくら野菜の甘みが出て、焼けば肉本来のうまみを引き出し…と、おいしく調理できます。

キャンプなどで人気ですが、おうちで使えば、おいしい料理が作れる鍋。あのルクルーゼはダッチオーブンの伝統を受け継ぐホーロー鍋だということを考えれば、野外だけで使うのはもったいない万能鍋です。

なお、蓋の上に炭を乗せられない形のもの、鋳鉄製のフライパン＝スキレットや、深鍋に蓋代わりにスキレットを組み合わせたコンボクッカーも、ダッチオーブンと呼ぶひともいます。

オーストラリアのキャンプオーブンや、フランスのココットをはじめ、同様の鍋は世界各地に存在しています。

ダッチオーブンで最も有名なメーカーはアメリカのロッジ社です。

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