小さな子どもがいるうちで心配なのは子どもが火傷などのケガする事故。
特にキッチンは危険がいっぱい。
子どもは揚げ物が好きですが、揚げ物調理中に、子どもが油が煮えたぎっている鍋に触れて油がひっくり返ったら……と考えると怖いですよね。
また意外に事故が多いのが、魚焼きグリル。あの熱くなっているガラス面に子どもが手をついて火傷する事故が後を絶ちません。
そんな小さな子どもがいるお宅に便利なキッチン家電がノンフライヤーなどとも呼ばれるエアウェーブフライヤー「カラーラ」です。
油を使わないから、目を離して、安全に揚げ物
「カラーラ」は、「油を使わずに揚げ物が作れる」とメタボを気にする中高年の間で人気のキッチン家電です。
でも「油を使わずに揚げ物が作れる」ということは、ヘルシーというだけでなく、安全ということもであります。
「カラーラ」は、グリルの窓ガラスのように、外側が熱くなったりすることはないので、子どもがそばにいてもあまり心配ありません。
カラーラは材料を入れたバスケットを引き出しにセットして、温度とタイマーを設定するだけ。
子どもの火傷の心配をしなくていいだけでなく、調理中つきっきりになる必要がなく、その間に他の料理を作ったり、子どもの相手をすることができます。
レシピ通りの設定で、誰でもおいしく作れる!
揚げ物はけっこうコツが必要な料理。
材料をたくさん入れてしまうと、油の温度が下がって、べチャッとします。
特に油の量が少ないと、温度調整が難しく、温度が下がったり、慌てて火を強めると高温になりすぎたり……。
こげつかせず、しかもカラッと揚げるには腕が求められます。
小さな子どもの様子を気にしながら作るには難しい料理です。
ところがカラーラなら、温度を守り、材料の量と時間を守れば、誰でもカラッとおいしい揚げ物が作れます。
特にフライドポテトとから揚げのおいしさには定評があります。
揚げ物だけじゃない、魚や焼き芋を焼くのにも
フライヤーと聞くと、揚げ物にしか使えないと思いがちですが、「カラーラ」は魚を焼いたり、焼き芋を焼くのも得意です。
子どもに危険な魚焼きグリルを使わなくて済みます。
焼き芋は電子レンジではおいしくできないし、オーブンや鍋で焼くとなると、長時間、火を使うことになり、子どもが近づかないように気を使います。
カラーラなら安全においしく作れます。
後片付けがラク!油の始末も不要。油が周囲に飛び散らないから手入れもラク。
揚げ物の後片付けで面倒な点は、まず油の始末。油を固めて捨てるなどめんどくさいですよね。
また揚げ物をすると、鍋の周囲、かなり離れたところまで油が飛び散ってベタベタに。本頭にお掃除が大変。
カラーラは周りに油が飛び散ることがないので周囲のおそうじ不要。
油を使わないので油の始末も不要。
中のバスケットと引き出しはフッ素加工されているので、簡単に汚れが落ちます。手入れも簡単です。
ただし調理直後は熱くなっているので、よく冷ましてから取り出して洗いましょう。
カラーラの弱み
カラーラには弱みもいくつかあります。
1)場所を取る
炊飯器くらいのスペースを奪われます。
2)てんぷらはできない
通常のてんぷらは作れません。天かすをまぶして作るカラーラ式てんぷらに限られます。
またフライも、ササミなどの脂が少ない材料の場合はオイルスプレーでオイルを足さないと揚げ物っぽくなりません。
3)一度に作れる量が意外に少ない
実際に材料を入れるスペースは小さく、また材料が重なるとうまく揚がらないので、一度に入れられる材料の量が少なく、一度に2人前ていど。育ちざかりの男の子がいるうちには向きません。
ただ、弱みはあっても、それを上回るメリットを感じるケースは多いと思います。
ショップジャパンで、NHK「きょうの料理」などでもおなじみの尾身奈美枝先生によるカラーラの調理を見学、一部調理体験もさせていただいたのですが、その時、他社の同種商品を持っている参加者が、他社の同種商品に比べて音も静かと言っていました。
確かに電子レンジ程度の音でした。
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